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「大きいけど小池!」11/7寄居大会プロデューサー・小池義昭インタビュー

―次回大会、小池さんがプロデューサーを務められます。これは、いつ頃決まったのでしょうか?
 
小池 今年の夏くらいだったと思います。ちょっと前から、地方の格闘技の在り方を考えた時に、まずは自分のホームである埼玉から始めて行きたいな、という気持ちを持っていました。
群馬・栃木・茨城といった場所も頭の中にあったのですが、まずは埼玉からという形にしました!
 
―いつ頃からそういった気持ちをお持ちだったのでしょう?
 
小池 実は、NEXUSをお手伝いする前から持っていました。僕が格闘技に携わっていて一番思ったのは、地方の選手に対して活躍の場を、試合の機会をもっと与えたい、というものでした。
都内の大会で試合をしながら、地方に戻って地元のみんなの前で試合を披露する、というビジョンは何となく持っていたのですが、コロナがあったりでなかなかタイミングが合いませんでした。
 
―都内の本戦に出ながら、地元でも試合をして盛り上げるって言う、二本柱みたいなイメージをお持ちだったのですね?
 
小池 はい!地元に戻って、地元の人に試合を見てもらって、地元で格闘技を盛り上げてもらいたい、という気持ちが強いです。各地で!
NEXUSの看板を貸す事で、新潟や仙台や九州でも広がっていったらいいな、と思っています。
 
―なるほど。どういう事がきっかけで、そのような思いを持たれたのでしょうか?
 
小池 割とアマチュア修斗等で、仙台や鹿児島といった地方に行く事が多かったのですが、その時に知り合った方々から、「なかなか試合をする機会が無く、声もかからない。でも好きだから一生懸命練習している・・・」という話を聞いていたので、何とかしたいという気持ちはずっと思っていました。
 
―そうなんですね、実はずっと思っていたのですね。今回その一歩目となる訳ですが、ここを見て欲しい!みたいなポイントはありますでしょうか?
 
小池 再起・スタートの場にしてもらいたい!というのが今回のテーマです。本戦で勝ちきれない選手や、アマチュアの頃から見ていて「使いたいな」と思っていた選手等ですね。
今回一番最初に思い浮かんだのが、メインの渡辺トシキ選手です!PFCチャンピオンなのに、なかなか試合のチャンスが無く、「勿体ないな・・・」とずっと思っていました。ウチの選手(鈴木淑德選手)もなかなか片目が開かない状態だったので、お互い試合をするにはいいタイミングなんじゃないか、と思いまして。
このカードは、今大会をやるとなった瞬間くらいに、山田代表に提案したカードです!
 
―なるほど!背景をお聞きして、ますますメインカードが楽しみになって来ました!
今後プロデューサーを継続してやっていく中で、実現していきたい事はありますか?
 
小池 RIZINという日本で大きな場があるのに対して、スタートの場として利用してもらえればいいと思います。
また、埼玉大会をスタートとしてRIZINまで辿り着く選手が出て来たら、嬉しい事ですね。自分の活躍の場として、利用してもらいたいです。
NEXUS本戦で勝ちきれない選手の再起の場としても、カードを組んであげたいですね。
 
―今回第一歩として埼玉でやりますが、もしかしたら今後他の地方でやる事もあり得る訳ですね?
 
小池 そうですね、地方にはいい会場がありますので。新たな選手・会場を発掘していくと共に、選手に新たなストーリーを作って行きたいですね!

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