2023年9月6日
倉岡幸平選手所属先蒼天塾横浜あざみ野道場
代表 倉岡幸平 殿
2023年8月20日後楽園ホール大会
第3試合 倉岡幸平vs豪瑠戦の提訴についての回答
Fighting NEXUS
コミッショナー 相 原 雄 一
標記の試合について、倉岡幸平選手の所属先代表者・倉岡幸平氏から提出された異議申し立ての主張は次のとおりである。
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- 1. ジャッジ採点の不当性:表記の試合においてEXRの採点で10-9豪瑠採点はルールから逸脱し た採点ではないか。
- 2. 採点理由説明を要求する。
- 1. ジャッジ採点の不当性:表記の試合においてEXRの採点で10-9豪瑠採点はルールから逸脱し た採点ではないか。
- 3. 1.の主張が認められるのであれば再審議を希望する。
上記の主張について、審判員の見解を聴取したうえで、FightingNEXUSコミッションにおいて協議した結果、下記の通り裁定し、これをもって当該提訴に対する回答とする。
記
1.結 論
(1)当日のジャッジの採点はルールを逸脱したものではない。
(2)よって試合結果は変更しない。
2.事実
(1) FightingNEXUSにおいてのEXRは第3ラウンドとして行われる運用である。EXRが終了し判定に入る際にはEXRだけの攻防で勝敗がつくのではなく第1R,第2R,EXRの採点の合計で勝敗が決する。
(2)当日のジャッジの採点結果は
ジャッジA 1R10-9倉岡 2R9-10豪瑠 EXR9-10豪瑠 28-29豪瑠
ジャッジB 1R9-10豪瑠 2R9-10豪瑠 EXR10-9倉岡 28-29豪瑠
ジャッジC 1R10-9倉岡 2R9-10豪瑠 EXR10-9倉岡 29-28倉岡
(3)提訴を受けEXR9-10としたジャッジからその採点理由を聴取した。
EXR開始1:38頃に豪瑠選手が倉岡選手にヒットさせたパンチを効果的な積極性(プランB)と評価。
対して倉岡選手の攻勢点に効果的な積極性と評価できるものがなくファイティングエリアコントロール(プランC)評価。ユニファイドルールに則りプランB評価のある豪瑠選手のラウンドとした。
3.審議の結果
(1) コミッションは当日採点を担当した審判員から聴取した採点理由を確認した上で試合映像を確認した。
攻防の評価はその試合を担当した各ジャッジが担うものである。
当該ジャッジはEXRラウンドの攻防を豪瑠選手はプランBに到達した、倉岡選手はプランCまでであった。よって豪瑠選手のラウンドと評価した。
当日のジャッジの採点がルールを逸脱したものではないと判断する。
以上